高校生のころ

私は占いが好き。2〜3千円払って観てもらう、対面占いもときどき行く。

この間は、粗品がもらえるキャンペーンがあったので、立ち寄った。必要ないと思えば行かないので、潜在的に必要だったのだと思う。

気分が沈んでいるという理由で行くこともある。カウンセリングが保険不適用で5000円〜だと思えば、悪くないのではないだろうか。カウンセリングは病院に付いているものの、治療ではないし、中途半端に医療職だから…いや、業務のメインでは、十分な専門家なのだが、専門家であるがゆえに彼らは、責任が持てない将来の展望とか、過去の評価とかをしないのだ。

それで…先日は、気分が沈んでいるわけではなかったのだけど、今年の運勢などを占ってもらった。

今は、将来が見えないように感じているかもしれないけど、秋頃には何を悩んでいたのか不思議な状態になるでしょう、って。そうだといいけど…

それはそうと、私の人生の厳しい時期は、高校生のころで、そこより凹むところはこの先ない、むしろどうやって生き延びたのか不思議なくらい、ですって。

言われてみれば、そうかもしれない。でも、それまでも、相当厳しかった気がするけど…

とにかく、物心ついたのが、つい最近という感じなのである。それまでは、自分で考えたり、生きたりしようとしても、周囲の状況に引き戻されてしまうような有様だったように思う。今も、そうなりそうなときはある。いや、そうなってしまうのかもしれない。ある種の精神障害などは、そのようにしてなるのだろう。

でも、私は今のところ生きている。

男さん少し黙れよ。

トランスジェンダー、つまり、男性として育ってきたが、自分は女性だと確信するに至って、女性として生活する人たちが、公共の風呂トイレ更衣室は男女どっちを使うかという話題がすごい流行ってるんだけど、

私は何より、女子◯◯を絶対使うことがなく、女として生活することもない男が、この問題についてとやかく言うのが本当に不快。

…女子◯◯にトランスジェンダーを受け入れたくないという意見表明をする女性を差別者だと言うのも。

利害関係のない、全く異なる人間が、女を差し出して差別解消といって満足する構図が、本当に醜悪でならない。

これが、女性とトランスジェンダーしかいないところなら、まあ男湯に入るの嫌だよね、と思う。

実際、たまにだけど銭湯にはトランスジェンダーっぽい人はいる。下半身見せてもらうわけもないので、確信はないけど、まあ、いまどきそういう人もいるよね、と思っていた。実際にトランスジェンダーと風呂で遭遇したときでさえも。

しかし、男性が、トランスジェンダーを女性の領域に入れないのは差別!!!!!と言ってくるのは、ちょっとわけが違う。

てか、男ってそんなに差別に興味ありました?日本社会の女性差別、凄まじいですが、今回ばかりすごく熱心ですね、女性の領域を何がなんでも管理するぞっという強い意思、ないですか?本当にないですか?弱い方を叩いて満足するの、気持ちいいですか?それ、いつものやつじゃないですか〜〜

と、思う。

女性に任せておくと差別するからだめ!!!ですか?女性は「知能が低く」て「感情的」だから?

ああ、気持ち悪い。

自己イメージ

愛情深く、優しく、搾取されやすくていつも泣いている。

というのは、ときどき私の自己イメージである。現実とはおそらく一致していないが…

 

私はわりと簡単にセックスする。他人と比較もしてないけれど、付き合っていない人とすることもあるし。それは軽薄だからではなくて、あげられるものが何もないのでせめてできることをしてあげようとするから。

それは、そこらの男は、無責任にやれる相手を歓迎するものだから、私だけ心身ともに傷つく結果に終わる。ひとに相談するなどの手段をとるのも容易ではない。完全に秘密にしていることが多いし…というより過去全てのケースでそうだったな。関係が公知になれば、責任が生じてしまうもんね。

抱きしめて、なでて、あなたを愛していると言う。とても大事よと。

相手にとっては必要ではないのだろう。私は、親しい…セックスをするくらいに…人に抱きしめられて、愛している、大事だ、と言われるのは、とても重要なことだと思うが。ちなみにセックスは特に好きではない。特に上手な人とも縁がないし。本人が自信ありげだったら、傷つけないようにはするが、それだけである。

 

というわけで、T...を私の世界から消そうかと考えている。T...は、ここ1年ほどホテルに行くなどしている相手なのだが…。本人曰く生育環境に問題があって、態度が奇妙なのだというが、やはり、私は、軽視され、搾取されているにすぎないのだと思う。何があったというわけではないが、私に想像できる彼の痛みよりも、自分の痛みの方が大きくなって無視できないのだ。

 

傷ついていないか、怯えていないか、いつも気にかけてくれる誰かが、どうかあらわれないものか。

小さな独裁者(ネタバレあり)

映画見過ぎなので、見るものを絞ってはいるものの、いろいろなところで勧められて気になってしまい観に行った。

創作かと思っていたが、どうも実際にあった話らしい。

概要は、第二次世界大戦が終わる少し前のドイツで、脱走兵がきれいな軍服を拾って着たところ、周囲の人間に自分を大尉だと思わせることに成功して、たまたまたどり着いた収容所で当時の法に照らしても違法な虐殺をしたという話。

寒々しい映画という評価だったが、たしかに寒々しかった。

なぜ周囲が騙されたのか?たかが制服に負けてしまう権威主義、無責任についての感想はいくつか目にした。

また、なぜ彼は虐殺などしたのだろう?というものも。wikipediaによれば、実際の彼は捕まった後、裁判で、「なぜ虐殺をしたのか自分でもわからない」と言っていたそう。

が、私はそこは本質的な問題じゃあないだろうと思う。

主人公は、制服を見つける前、脱走兵として、殺されそうになりながら逃げてきた。ドイツ国内のどこかの村にたどり着くが、食品を略奪するので、村人は脱走兵を見つけ次第殺す方針を取っている。道中でいきあった別の脱走兵は、実際村人に殺されてしまった。国のためといわれ兵士になり、何日も食べていない脱走兵が殺される一方、戦争に行かない村人は肉料理を食べている。

うん、何のために戦争に連れていかれてたのか、わからなくなるでしょう。

収容所は、ドイツ人脱走兵や思想犯が収容されるタイプのところ。

ここで、脱走兵を90人ほど殺したことが「虐殺」として断罪されるのだが、

主人公、つい先日、脱走兵として銃で追われていたのである。もし弾が当たっていれば、適法にその場で殺されていただろう。

そこには、脱走兵は殺してもいい、裁判なしで。という規範があり、彼は自分自身にも適用されたところのその規範に従っただけなのだと思う。よく周囲を騙せたな、という感想こそあれ、主人公ひとりが倫理的ないみでそこまで異常だったと思えなかった。

収容所には、俳優もいて、彼らは殺人や窃盗などしていないと言っていた。察するに、演劇が反社会的だとみなされて収容されていたのだろう。

裁判なしに殺すのがおかしいというが、それ以前に、何もしてない人間を収容するのがおかしいし、脱走兵を士気がなんだといって収容するのもおかしいし、構成員がやりたくないといって脱走するような行事を強制するのかおかしいし、戦争してるのが、おかしい。収容所、結局イギリスの飛行機に爆撃されてるし…収容所って、爆撃していいんですか?収容所で、脱走兵を殺すのはおかしい!と言える人いましたか?いないですよね…そう言ってくれたら主人公は虐殺などしなかったと思う。無理な相談だが。無理な相談であるのが、映画が始まったときから我々にも了解されているのである。おそろしいことに。

戦争劇に放り込まれたら、理不尽があるのが常になる。だから、主人公がおかしくても筋が通らなくても、上のいうことならありえるかもしれないと思わされてしまう。法の内在的な規範が崩壊しているから、こういうことが起こる。ロジックでいえば絶対にありえない結論が、権力関係で正しいことになってしまう。

近頃の与党の国会答弁やら、内閣の声明やらに慣らされてしまっている私たちが、彼らの様子を、不思議なことだなあ、おかしいことだなあ、などと言って見てはおれないはず。

なお、ラストで主人公の年齢が20歳そこそこだったと明かされて、そこに驚きもしたし合点もした。

戦争が彼の思考を育て、彼は育てられたように振る舞っただけ。

制服を着てから後、彼は肉も芋もお酒もおなかいっぱい食べられるが、何一つ生産したわけではない。仕事といえばようは人を殺してその取り分を奪っているだけだし、それって脱走兵が村で盗むのと、経済的にいって何も変わってないのに、制服を着るだけで適法になる。

学位を得るために、資格を得るために、職を身分を得るために頑張ってしまう我々。脱走兵として死ぬくらいなら、制服を見つけておなかいっぱい食べるほうを選び、ついでに脱走兵は殺されるべきというのに習い、学位に、資格に、職にありつけなかった者は自己責任で切り捨てるという規範を採用していないと、言い切れましょうか。

たとえば賄賂で誘致したオリンピック、どのような犯罪か明らかにする気すらない司直と、再び公職に就いて高給を得る予定の役員。権威におもねれば食べていけるという規範はみな受け入れているのですか、狂気との距離が、どれほどありましょう。。。

 

かなり冷え冷えした映画だったけど、印象は強かったようで夢に出た。

エレベータの扉が開くと、地面にばらばらの死体が散らばっていて…(もっとも、映画には必要以上の死体の描写はなかった)足元にある人形をそれと同じように並べるパズルを解くと、次の部屋へ行けるというような謎の夢だった。

ガイアの夜明け 医師の過労問題感想

どんよりする医師の過労のドキュメンタリーをみた。途中まで。

医師は働きすぎて過労死がバンバン出てる。

医師の数は足りてない。

そこで出てくる解決策が、医者の一人が開発した内輪のlineっぽいアプリで医師同士連絡を取れるようにして助け合うとかいうのでがっくりした。。。

 

医師の数が足りないと言いながら意欲能力のある女を差別して医大にすら入学させないし

金がないといいながら謎の加計学園やら差別大好き医科大学に流れるお金はたくさんあるし、当の医師会って自民党と仲良しで献金もしてるし、ガイアの夜明けで不特定多数の人に何を呼びかけたかったのかよくわからなかった。

アプリあるから医者増やさなくていいよ!報酬が希釈したら嫌だから!

ってことではもちろんありませんよね…

 

ようは、医師会の自治ってないの?と思った。医業独占の裏返しの広範な責任を、医師個人は過剰なくらい自覚しているのに、医師会は…?

 

上から下まで大小あらゆる組織で自治が難しくなっているように思う。

自治よりも権力追従のほうをみな選びたがる、責任から遠いし、その違いが分かるのは随分先になるからだろう。

アメリカ映画で、隕石が落ちてきたりするとき、なぜか米軍をすっ飛ばしてそこらの私人(お父さん!)が命をかける展開になる。私はその映画を見てないけど、その現象を指してセカイ系の一種だと言った人がいた。

セカイ系の物語は、現実を侵食しつつあるのかも。だって、人間が構成する社会は、人間の精神からしか生まれてこないのだから…

不思議にうるさいルームメイトの話

S...とルームメイトがいる。

 

彼女は一番新しい住人で、何がというわけでもないがなぜかうるさい。

といっても、彼女は挨拶もしないので、うるさいのはほとんど足音。

室内ばきにクロックスを使っているのが一因のよう。

ここ1週間、彼女がいなかったので、この家のほかの住人はみなよく眠れたと言っている。

が、先ほど、あちこちにスーツケースをぶつけながら帰宅されたので、すっかり目がさめてしまった。何が起こったかと思ったよ…。

彼女が騒音を立てるのは、普段も今日も、人間が起きていても全然おかしくない時間帯なので、そこまで影響があるはずがないのだ、本来は。なのに、どうしてこんなにうるさく感じるのか、それが自分でも不思議。ほかの住人もうるさいと言ってるので、私の感じ方の問題でもないのだろう。

キリスト教の世界

アプリで聖書を読んでいる。

聖書くらい読んでおいてもいいかなという気持ちで読んでいるのだが

キリスト教社会にはついていけないなと思うこともある。

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イスラム教徒は暴力的?イスラム教徒の力が強くなるのが悪?

これはいただけないですね。こういうのがあるからクリスチャンはむりだと思う。

聖書は興味深いが、ヨーロッパの植民地主義を思想面から強く支えてきて今日に至るのは間違いない。

聖書が、古い時代のあるときから存在するのはそのとおりだろうが、その文言をそのまま受け取っていいとも思えない。後世の人が都合よく手を入れていたり、採用する文書を都合よく取捨していたりするのだし。

そもそも旧約聖書イスラム教徒も読むのだし、聖書アプリがうかうかとこのような表現をするのはいかがなものかと思ったので、記録。